早乙女乱馬が女になる日

第五話





 

 

 

二人はシックスナインの体制に入った。

 

[うわあ〜、あかねのアソコってこんな色と形してたんだ。]

[すごい卑猥だなあ・・・。]

乱馬は指であかねのアソコの閉じられた大き目のラビアを押し開いた。

すると膣内は桃色の肉ヒダがヒクヒクと踊るピンクの館。

膣口がまるで生き物のように動いている。

 

[乱馬のアソコ・・・。]

[ううん、女の人のアソコってこんなになっているのねえ・・・。]

[あたし、他人のはもちろんだけど、自分のも詳しく見た事ないから。]

[案外グロテスクなものね。]

[男の人から見たら神秘的でHな気持ちになれるんだろうけど、]

[女が女の性器を見ても特に興奮はしないわね、やっぱり。]

同じくあかねも乱馬のアソコをマジマジと眺め、

女のアソコの色や造形を知り、複雑な思いになっていた。

 

あかねがアソコの形以上に気になったのが・・・。

[ここで良牙君の精子を受け止めたの?]

乱馬が良牙とHして中出しされた事。

[どんな感じだった?]

[入れられた瞬間とか、その・・・・。]

[発射された感じとか・・・。]

それとまだH未体験なので、男の感触についてだった。

 

[あはは、やっぱり興味あるよね?]

[男に抱かれる事に。]

[うん、気持ちいいよ、男のチンポって。]

[俺なんかいつの間にか頭が真っ白になってイッちゃったもん。]

[それで男が発射すると、お腹に熱いのが入ってくるのがわかるよ。]

[でも避妊はきちんとした方がいいよ、あかねは。]

[男はみんな生でやりたがるからさ。]

[俺ももし男の姿であかねを抱くんなら生がイイモン。]

[やっぱ中出ししたいもん。]

乱馬は自分の体験をあかねに話した。

 

[そっか、男の人って案外自分勝手なものなのね。]

[乱馬も生でしたかったのか・・・。]

[でも乱馬が相手なら許婚だもん。]

[避妊なんて必要ないわ。]

[逆に赤ちゃん欲しかったわ、乱馬の。]

 

[寂しいよなあ・・・。]

[俺もやっぱり男としてあかねを抱きたかったよ。]

[それだけが本当に心残りだ。]

 

二人はしんみりとしてしまった。

 

[ヨシ、こうしよう。]

[万が一俺が妊娠してなくて、男に戻れたとしたら、]

[俺と生で中出しHしよう!]

[あかねが妊娠するまで。]

 

[いいわよ、その話、受けてあげる。]

[乱馬の赤ちゃん、あたしが産めるんだもん。]

[可能性はとてつもなく低いだろうけど・・・。]

 

そして二人は約束した。

もし乱馬が男の体を維持できたのなら、二人で妊娠するまでHをしようと。

なにぶんにもこの段階で、この約束が守られる可能性は限りなく低かったので、

乱馬もあかねも安易な気持ちで約束を交わしたのだが・・・。

 

二人はそんな訳で、気持ちが萎えてしまったため、

その後お互いのアソコにキスした後、あっさりと女同士のHを終えた。


だが事態はこの後急転直下をむかえる!

 

 

 

翌日またしても乱馬を良牙は待ち受けていた。

乱馬はそのまま良牙の家へ向かい、中出しプレーを・・・。

と、思いきや、玄関先にはなんと“あかりちゃん”の姿が・・・。

 

[良牙様・・・。]

突然あかりちゃんは良牙めがけて走り寄ってきた。

[お、おい、俺はもう君に振られたんじゃなかったのか?]

戸惑うのは良牙だ。

なにせ自分を振った女がまた目の前に現れたのだから。

それも“新しい女がいる前に。

 

[あのね・・・・。]

[赤ちゃんが出来たの。]

[良牙様の。]

 

 

 

“”“!!!!!!!!”“”

 

 

 

乱馬と良牙の脳天に特大級のミサイルが落ちた。

なんと、あかりちゃんが良牙の子供を妊娠してしまったと。

 

[お、おまえ、あかりちゃんとも中出しでHしてたのか?]

 [俺が初めてって、嘘だったのか?]

[最低だな!]

 

“バチン!”

 

乱馬は良牙に平手を食らわし立ち去って行った。

こうして良牙と乱馬の関係はあっけなく終わりを迎えてしまった。

だが、乱馬も“良牙の子供”を妊娠している確率が高い。

コロンにそれとなく相談したら、

“”“[最悪の場合堕ろすしかないのう]”“”

と非情な宣告をされてしまった。

だがそれも無理からぬ事。

最初から父親のいない子供はかわいそうである。

乱馬もまだ若すぎるし。

 

失意の日々を送る乱馬にあかねが話し掛けた。

乱馬は良牙との一件の当日泣いて帰り、あかねに慰めてもらったのだ。

 

[もし、迷惑じゃなかったら、二人で育てない?]

[乱馬の赤ちゃん?]

あかねがとんでもない事を言い出した。

[ば、ばか言うなよ、おまえの子供じゃないんだぞ?]

乱馬は慌てふためくが、

[でも乱馬の子供でしょ?]

[それでいいじゃない?]

[元々は許婚同士なんだからさ?]

あかねは優しく微笑んだ。

[い、いいのか?]

乱馬の問いかけに、あかねはただ小さくうなずいた。

 

それからしばらくして乱馬とあかねの元を良牙とあかりちゃんが訪れ、

今回二人に迷惑をかけたと深々と謝罪した。

良牙とあかりちゃんは出来ちゃった結婚をする事になり、双方の両親も快諾したという。

そして問題は乱馬が妊娠しているかどうか?

検査薬を使って判定するまでもう少し時間がかかる。

こうなると妊娠していないのを祈るしかない4人だった。

 

 

 

それから10日程度たったある日、運命の時を迎えた。

乱馬は早乙女家のほかの人にばれないよう、コソコソとトイレへ行き、

妊娠検査薬を取り出し検査を始めた。

 

結果は・・・。

 

 

[ど、どうだったの?]

耳打ちするあかねに、

[陰性だったよ、セーフだよ。]

乱馬は安堵の笑みを浮かべ、風呂へと走り、お湯を浴びてみた。

すると、久しぶりに男の肉体がよみがえった!

いつものチンポのある男の体だ!

 

[よかったわね、乱馬。]

あかねもとてもホッとしていた。

乱馬はニッコリとあかねの元へと近寄り耳元で、

[約束・・・忘れてねえよな?]

この前の約束を持ち出してきたのだ。

 

[え!?・・・ううう・・・。]

[い、いいわよ。]

[約束は約束だし、許婚なんだから、多少早くなってもいいわよね?]

[赤ちゃんが出来るの?]

あかねは少し戸惑いの表情を見せたものの、乱馬の言葉を素直に受け入れた。

 

 

そして乱馬は夜遅く、早雲やなびなど、他の家族が寝静まった頃、あかねの部屋へ入って行った。

あかねは厳重に部屋の鍵をかけ、人の気配がないかを念入りに確認した。

人の気配がないのを確認すると二人はどちらからともなく濃厚なキスを交わした。

 

[乱馬・・・優しくしてね。]

 

[ああ、任せろよ。]

 

乱馬が男としての初Hに挑む!

 

 

 

 

 

 

続く

 

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